理念

――日本刀の継承――

 日本刀を現在支えているのは、団塊の世代を超えた70代から80代の方々です。その方々は若くから日本刀を購入し、「いずれ誰かの手に渡るまで私が大切に手入れをしよう。」という思いで刀を愛でて楽しみ、時が来れば次の人に譲るものだ、という感覚を持っている方が非常に多いことに気づかされます。しかし、そのような方々が年々減少しつつあることに私たちは強い危機感を覚えています。

 20年後、現在のように日本刀を支えている方々がご健在であるとは限りません。現在全国に約280万振りあると言われている日本刀を後世に残すためには、世代交代を今から始める必要があり、今の20代〜40代の力で、20年後の日本刀をその次の世代へと引き継ぐことが不可欠なのです。

 そのために、まず日本刀を「手に持つ」こと、また「刀の手入れをする」こと、そして「背景となる知識」の3点を学べば、日本刀を次の世代に引き継ぐことができる人を増やすことができる、ひいてはそれが日本刀を一振りでも多く残していくことに繋がる、そう私たちは考えました。

 その中で社会福祉法人として、高齢者の方と若者を繋ぐ架け橋のようなイベントを企画、開催してまいります。日本刀にまつわる歴史や文化を世代を超えて学ぶ空間を提供してゆくなかで、地域活性化世代間交流を含めた、地域ケアとして日本刀を活用して参りたいと考えています。

 お一人でも多くのご参加をお待ちしております。

名刀を手にとって鑑賞する当スクールを是非ご活用ください。